Grab（グラブ）について
ベトナム・ホーチミンでの移動手段として、配車アプリ「Grab（グラブ）」は欠かせない存在です。
2024年12月、ホーチミンでもついに電車（都市鉄道）が開通しましたが、現時点ではまだ一部の区間に限られています。そのため、日常の移動手段は車が中心となります。
バスも市内を広くカバーしていますが、私はこれまで一度も利用していません。その理由は、Grabが圧倒的に快適で、コストパフォーマンスにも優れているからです。
Grabアプリの準備と使い方
まず、日本国内でGrabアプリをダウンロードし、アカウント登録と基本設定を済ませておくことをおすすめします。
現地で移動したい場所がある時は、アプリを起動して現在地と行き先の住所を入力します。すると、近くにいるGrabのドライバーが数台表示され、それぞれの料金も確認できます。選択後は、数分以内に車が現在地まで迎えに来てくれます。
Grabの車両は基本的に一般車両と変わらない外見をしているため、ナンバープレートでの確認が必要です。
特筆すべきは、目的地をあらかじめ入力しているため、ドライバーとの会話がほとんど不要な点です。「サンキュー」と笑顔で伝えるだけで、十分なコミュニケーションになります。
非常にお得な料金設定
Grabの魅力のひとつは、そのリーズナブルな料金です。たとえば空港から市内中心部までの移動は、約30分かかりますが、日本円でわずか500円程度で利用できます。
車は日本でいう個人タクシーのようなものですが、外見は普通車です。高級車やピカピカの車は来ませんが、移動には充分です。
この手軽さと快適さを活かして、ホーチミン滞在中はさまざまな場所へ足を運んでみてください。
Grab（グラブ）の使い方ガイド｜初めての方でも安心
Step 1：日本でアプリをダウンロード・設定
出発前に、以下のリンクからGrabアプリをダウンロードしておきましょう。
アプリを起動後は、以下の設定を済ませておくとスムーズです。
- 電話番号の登録（+81で始まる日本の番号でOK）
- 名前の入力
- 支払い方法の設定（クレジットカードの登録がおすすめ）
📷 スクリーンショット案： ダウンロード画面／アカウント登録画面
Step 2：目的地を入力して車を手配
ベトナム到着後、Grabアプリを開いて以下の手順で配車します。
- 「Your location（現在地）」を確認
- 「Enter destination（行き先）」に目的地の住所または施設名を入力
- 表示された車種・料金から希望のものを選択
- 「Book（予約）」をタップ
数分でドライバーが現在地に迎えに来てくれます。
📷 スクリーンショット案： 行き先入力画面／料金一覧の表示画面
Step 3：車両の確認と乗車
Grabの車両は一般車と同じ見た目のため、アプリに表示される情報で確認が必要です。
- ナンバープレート
- 車種・色
- ドライバーの名前と顔写真
到着直前に通知が届くので、アプリ画面を見ながら待機しましょう。
📷 スクリーンショット案： ドライバー詳細画面
Step 4：乗車中と支払いについて
目的地はすでにアプリに設定済みなので、ドライバーとの会話はほとんど不要です。
降車時に「Thank you」と伝えるだけで、円滑なコミュニケーションが取れます。
支払いは登録済みのクレジットカードやGrabPayで自動決済出来ます。
もちろん、現金での支払いも出来ます。
Step 5：料金の目安と安心ポイント
ホーチミンでのGrab利用は非常にリーズナブルです。たとえば：
- 空港（タンソンニャット）→市内中心部：約30分／約500円（100,000 VND程度）
✅ 事前に料金が表示されるので安心
✅ 乗車履歴がアプリに残るため、万一のトラブルにも対応可能
まとめ｜Grabで快適なホーチミン滞在を
- Grabアプリはホーチミン滞在中の移動の強い味方
- 事前準備で、到着後すぐに快適に移動開始
- 英語やベトナム語に不安があっても、行き先入力型なので安心
空港からグラブを呼びたい方へ
2025年4月現在、タンソンニャット国際空港の敷地内では、グラブ（Grab）を呼ぶことができませんでした。
しかし、空港の建物を出て、道路を横断した先（敷地の外）からはグラブの配車が可能です。
少し歩きますが、現地の人も同じようにしていたので安心でした。
アプリで車を呼んだあとは、その場で待つことになります。
車両ナンバーやドライバーの名前をしっかり確認して乗車しましょう。
✔ 空港でグラブを使う際の注意点
- 一般のタクシー代。
タクシーはグラブと比較すると割高です。 - グラブを使うには、現地SIMやWi-Fi環境が必要です。
ネットが使えるように準備しておくと安心です。
- 道路を渡るときは交通量に注意！
バイクや車が多いので、タイミングを見て慎重に渡りましょう。
空港での移動手段に迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ちょっとしたことですが、知っておくだけでスムーズに旅が始められます！
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