ベトナム最大の都市、ホーチミン市(旧サイゴン)。
ベトナム南部に位置し、かつてはフランス統治時代の影響を色濃く残した都市でもあります。
気候は1年中“夏”
ホーチミンは一年を通して暑くて湿度が高い、典型的な熱帯モンスーン気候。
日本の真夏がずっと続いているような感じで、日中は30度を超える日がほとんどです。
季節は大きく分けて2つ:
- 乾季(11月〜4月):晴れの日が多く、観光にはおすすめの時期
- 雨季(5月〜10月):スコールのような短時間の雨がよく降ります
地形と街のようす
ホーチミンは平地が広がる低地で、大きな川(サイゴン川)が市内を流れています。
バイクの多さが有名ですが、最近では高層ビルや大型ショッピングモールも増えていて、
昔ながらの風景と、急速に発展する都市の姿が混ざり合う不思議な街です。
日本からホーチミンまでの飛行時間
日本からホーチミンまでは、直行便で約5時間〜6時間程度。
- 東京(羽田・成田)から:約6時間
- 関西空港から:約5時間半
- 福岡から:約5時間弱
時差は2時間遅いだけ
この時差の少なさが、ホーチミン旅行のしやすさのひとつでもあります。
私は普段、夜12時に寝て朝8時に起きる生活をしているのですが、
ベトナム滞在中は少し早めて、夜10時に寝て朝6時に起きるようにしています。
ホーチミンの朝はとても早く、街が動き出すのも早いので、
ホテルで朝食をとったあとすぐにベンタイン市場などへ出かけることもできます。
そのままのリズムで過ごせるので、時差ボケもなく快適。
帰国後もすぐに普段の生活に戻れるのが、とてもありがたく感じました。
物価は日本の1/3〜1/2
ホーチミンの物価は、日本の約1/3〜1/2程度。
食事や移動、カフェなどもとてもリーズナブルなので、
お金をあまり気にせずに楽しめるのも大きな魅力です。
「これ頼んでみようかな」「もう一杯飲んじゃおう」など、
ちょっとしたことにも気軽にチャレンジできるので、
ホーチミンを思いきり楽しみ尽くせるポイントのひとつだと感じました。
簡単な歴史
ホーチミンはもともと「サイゴン」と呼ばれていました。
19世紀にはフランスの植民地となり、街にはコロニアル建築(西洋風の建物)が多く残っています。
1975年のベトナム戦争終結後、北ベトナムが南ベトナムを統一し、
国の英雄「ホー・チ・ミン」にちなんで、サイゴンはホーチミン市と改名されました。
今でも現地の人は「サイゴン」と呼ぶことも多く、
古い名前が日常の中に息づいています。
街の背景を知ると、旅の楽しみ方が少し変わるかもしれません。
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